INTELのM.2 SSD「INTEL SSD 600p 512GB」が爆熱だったのでヒートシンクを付けてみました

M.2 SSDの発熱は凄いので、ヒートシンクを付けたほうが良いとよく耳にします。実際ヒートシンクを付けるとどのくらい温度が変わるのかを試してみましたのでレビューします。

こんにちは。ぶっち(@____BUTCH)です。
以前、超小型PCケース「Dan Cases A4-SFX V4」を使った自作PCに、INTELのM.2 SSD「INTEL 600p 512GB」を取り付けました。
速度もとても速く快適に使っていましたが、ずっと気になったのは温度です。取り付け時にも温度を計測していましたが、70度を超える高温になっており、何か熱対策をしたほうが良いのではないかと考えていました。

M.2 SSDの熱対策としてやはり一番有効なのはヒートシンクだと思い、M.2 SSD用のヒートシンクを購入して取り付けてみました。

購入したM.2 SSD用ヒートシンク

今回購入したのは、「長尾製作所 M.2 SSD用ヒートシンクカバーSS-M2S-HS02」です。Amazonで注文し、価格は1,359円でした。

M.2用のヒートシンクは色んなメーカーから様々なものが販売されており、もっと安価な製品もありますが、この長尾製作所の製品はアルミの外観がスタイリッシュで質感が良いのと、全て日本で職人の手で作られているらしく、品質も間違いないかなと思いこちらを購入しました。

パッケージの内容物は、ヒートシンク本体と耐熱絶縁テープのみの簡素なものになっています。

ヒートシンク本体は2.0mm厚のアルミニウムで作られており、見た感じしっかりとしている印象を受けます。また高さが5cmほどとヒートシンクとしては薄型なので、小型ケースなど狭い空間しか確保出来ないような場所にも問題なく取り付けが可能です。

ヒートシンク本体の背面には放熱シリコーンパッドが貼り付けられています。こちらは「熱伝導率: 5.2W/m」を誇る高性能なシリコーンパッドで、日本製との事。

PC本体を開け、SSDを取り出します

それではヒートシンクを取り付けるためにPC本体を開けていきます。

僕が使っているasrockのMini-ITXマザーボード「Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/ac」は、M.2スロットが背面にありますので、PCケースからマザーボードを取り外す必要があります。

使っているPCケース「Dan Cases A4-SFX V4」は超小型でとても気に入ってますが、マザーボード外すときなどはネジなどをドライバーで全てゴッソリ外さないと作業できないのが少し面倒ですね。まぁそんなに頻繁にケースを開ける事もありませんが・・・。

M.2 SSDを取り外していきます。マザーボード背面にネジ止めしてあるのでそれを外してSSDを取り外します。

無事SSDを外したので、購入したヒートシンクを装着します。

SSDにヒートシンクを装着した様子です。

シリコーンパッドとSSDを付けるだけでもすぐにズレたりとかはありませんが、耐熱絶縁テープでSSDとヒートシンクを止めて固定していきます。

耐熱絶縁テープで2箇所しっかりと固定しましたので、これで外れる心配はありません。

ヒートシンクを付けた状態で、再度マザーボードにSSDを取り付けました。サイズもぴったりで高さもあまり無いので、他のパーツやケースに干渉することも無さそうです。

実際にヒートシンクを取り付けた時の温度変化を見てみます

それでは、実際にヒートシンクを付けると温度がどのように変化するかを見ていきます。温度は「CrystalDiskInfo 8.2.0」で計測し、「CrystalDistMark」を実行してその間どのくらい温度が上昇するのかを見ていきます。なお、部屋の室温は25〜26度ほどです。

ヒートシンク取り付け前

CryStalDiskMark実行前で既に「58℃」と表示されています。バックグラウンドで多少動作させているプロセスはありましたが、アイドル時で58℃はかなり高いですね。

CrystalDiskMarkを回しはじめると、グングン温度が上昇していき、一番のピーク時では「74℃」まで上昇しました。
「INTEL SSD 600p」の仕様を確認すると、動作温度範囲は「0〜70°C」となっており、これを超える温度が出てしまっているので、長期的に考えたとき熱による耐久性低下などがあるのではないかと心配になってきます。

ヒートシンク取り付け後

明らかに温度が低下しています。
ヒートシンク取り付け前が「58℃」だったのに対し、ヒートシンク取り付け後は「47℃」。その差は「11℃」にもなりました。付けただけでこんなにも温度が下がるのか!とかなり驚きました。

CrystalDiskMarkを回してみると、当然ながら温度は上昇していくのですが、一番のピークでも「55℃」までしか上がらず、ヒートシンク取り付け前と比べると「19℃」も温度が下がりました。

「55℃」であれば、もちろんSSDの動作温度範囲内ですので安心して使用できます。

M.2 SSD用ヒートシンクを付けてみて

結果を見て自分でも驚きましたが、アイドル時で11℃。ピーク時で19℃も温度が下がりました。
「Dan Cases A4-SFX V4」の様な超小型ケースだと大きいファンケースを取り付けることも出来ず、冷却は結構難しいかと思っていたのですが、ヒートシンクを取り付けるだけで問題ない範囲まで温度が下がったので買ってよかった!と思いました。

M.2 SSDの中には標準でヒートシンクを装備している製品もありますが、安価なものだと付いていない製品も多くあります。1,000円前後で購入できるので、M.2 SSDを使っている方にオススメです。