先日購入したSESAME mini(セサミミニ)が壊れて鍵が回らなくなってきたので、サポートに連絡して対応してもらいました。サポートとのやり取りや作ってもらったアダプターなどの取り付け手順をまとめました。
目次
SESAME miniで鍵が回らなくなってきた
我が家は玄関ドアにスマートロック「SESAME mini(セサミミニ)」を取り付けています。
SESAME miniを取り付けてからは、手で鍵を回す行為から開放されスマートフォンだけで開閉できるので、とても快適だったのですが、ここ最近鍵が回らない事がありました。
具体的には、SESAME miniのツマミだけが回り、肝心のドア側のサムターンが回らないという症状でした。なぜこんな事になったかと調べてみたのですが、元々取り付けた当初からSESAME側のツマミとドアのサムターンがかなりギリギリで引っかかっていた事が一因のようです。

少し分かりづらいかもしれませんが、SESAMEのツマミ高さを最大に調整してもドアのサムターンとギリギリです。サポートに相談すればアダプターなど作ってくれる事は知っていましたが、一応開閉自体は出来ていたのでそのまま使っていました。
ただ、ずっと使っているうちにギリギリで引っかかっているためかSESAME側のツマミの先端部分に負荷がかかり、徐々にツマミが曲がってしまったようです。
また、使い方にも問題があり急いでいる時はアプリではなく手で開閉していたので、それもツマミ部分に余計な負荷を与えていたのではないかと思います。

取り外して見てみました。通常であればSESAMEのツマミは真っ直ぐ取り付いているはずなのに、曲がって広がってしまっています。かろうじてギリギリ引っかかっていたもの曲がってしまった為、引っかからずSESAMEのツマミだけが回るようになってしまった。という状況のようです。
このままでは継続して使うことは出来ないので、SESAMEのサポートに連絡してみることにしました。
SESAMEのサポートにメールで連絡
SESAMEのサポートに鍵が回らなくなったという旨のメールを送りました。すると2日後にメールにて返信が届きました。
届いたメールには、「通常利用でのパーツ破損の場合、交換品を送ってくれる」「再発防止の為、設置状況を確認させて欲しい、必要な場合にはアダプターも制作する」といった旨の返信がきました。メールでは詳細な計測方法などが丁寧に記載されており、迷うことはありませんでした。
サポートに伝えるためにサムターン回りを計測
届いたメールにはアダプター制作の為にサムターン周りを測ってデータと写真を送って欲しいとの記載がありましたので、定規を当てて計測していきます。




手持ちの定規が文字がかすれたものしか無かったので、申し訳ないと思いつつ仕方なくこれで計測しました。
届いたメールには、どこをどう測れば良いのか詳細に記載されていましたので、それに従ってサムターンの高さや厚さ、直径などをミリ単位で計測します。
これら計測したデータと定規を当てた写真をメールへ添付し、サポートへ送信しました。
SESAMEサポートより、交換用パーツとアダプターが送られてきた
サポートから送られてきたメールにはアダプター制作の都合上、1〜2週間ほどかかると書かれていましたが、実際には連絡してから5日ほどで一式送られてきました。この対応の速さには驚きです。
送られてきたパーツ一式


送られてきたのは、
- サムターン受けパーツ
- 特注アダプター
- 予備用両面テープ
以上が送られてきました。

特注アダプターは、計測したデータを元に3Dプリンターで印刷されたもののようです。それぞれのドアに合わせてわざわざ作ってくれるって凄いですね・・・。

こちらはサムターン側に付ける特注アダプターです。同じく計測データに合わせて3Dプリンターで印刷されたものです。
アダプターの取り付け方を確認
アダプター一式が届く直前にはサポートからアダプターの取り付け方を解説してくれるメールが届きます。それを元にどうやってアダプターを取り付けていくのかを確認していきます。
土台アダプターをサムターン上部に取付
届いた土台アダプターは、サムターン上部から被せるようにして取り付けます。


下の方から見た様子です。計測データから作られたものなのでピッタリと合っています。
サムターンツマミ部分のアダプターを確認


続いてサムターンツマミ部分に付けるアダプターを確認していきます。ツマミ部分にすっぽりとハマるような感じですね。このアダプターでサムターンを回すようです。
SESAME miniのツマミパーツ交換と幅調整
どうやってアダプターを付けるかを確認したので、SASEME mini本体のツマミを調整します。まずは曲がってしまったパーツを送られてきた交換品と交換しました。その上でツマミ部分の幅を最大まで広くします。この辺りの調整方法もサポートから送れられてきたメールに丁寧に解説されています。



幅を最大限まで広げると、アダプターと同じくらいになります。
再度玄関ドアにSESAME miniを取り付け

SESAMEの調整も終わったので、再度玄関ドアに取り付けます。。両面テープを剥がしグイッと土台アダプターに押し込んで固定していきます。

SESAME miniのツマミを回すとアダプターを介してサムターンが回ります。アダプターを使っているので以前よりも安定して回るようになりました。
なお、サムターンとアダプターには結構隙間があって一見大丈夫かなと思ってしまいますが、これは回転効率を上げるためにあえて隙間を持たせた設計になっているとの事です。そのためこの隙間を埋めたりする必要はありません。
外から鍵で開閉できるか確認


外から鍵でも開閉出来るかを確認します。実は一度取り付けたのですが、アプリからだとスムーズに開閉出来たのに鍵を使った場合引っかかってしまい、あまり上手く開閉出来なかったので、付け直しました。
少し位置を再調整することによって、鍵を使った場合でもアプリでもスムーズに開閉出来るようになりましたので、実際にドアに取り付ける前には鍵を使った場合でもちゃんとスムーズに開閉するかを確認しておくことをオススメします。
アダプターのおかげでまた快適なスマートロック生活に
鍵が回らなくなった時はどうしようかと思いましたが、アダプターのおかげでまたスマートロック生活に戻ることが出来ました。サポートの方の対応も丁寧で、わざわざ3Dプリンターでアダプターも作ってくれました。
アダプターを作ってくれるという安心感もあり、これからスマートロックを購入したいと検討している方に、改めてSESAME miniオススメできると感じました。
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