12インチMacBook (Early 2016) レビュー / 薄くて軽いは正義!外出時に持ち運ぶには最適なモデル。

ノートPCはMacBookAir13インチ(Late 2008)を持っているのですが、今となってはあまりにも古く、動作が重すぎるのでずっと使っていません。そろそろ持ち運び用のノートPCを新調したいなと考えていた所に12インチMacBookがアップデートされたとの情報。

今だとばかりに注文し、入手したので、ベンチマーク結果や使い勝手などをレビューします。

購入した12インチMacBook(Early 2016)のスペック

CPU1.3GHzデュアルコアIntel Core m7(Turbo Boost使用時最大3.1GHz)
メモリ8GB 1,866MHz LPDDR3 SDRAM
ストレージ256GB SSD
GPUIntel HD Graphics 515
ティスプレイ12インチ Retinaディスプレイ(2304 x 1440ピクセル)
重量0.92 kg
その他バックライトキーボード (US) + 製品マニュアル(日本語)

太字になってるものが、注文時に変更した箇所です。

MacBookは後からパーツ交換などアップグレードをすることが出来ないので、注文時点で出来る限りスペックが高いものにカスタマイズしておきたい所。ということで、CPUを1.3Ghzのものにアップグレードしています。

価格は税込みで¥193,104。ここ最近買ったものの中では一番高額なものになりましたが、仕事で使うものに妥協はしない方が良いと思い、注文に踏み切りました。注文してからは約1週間ほどで手元に届きました。

届いたMacBookの開封

MacBookのパッケージ

それでは届いた12インチMacBookを開封しておきます。Appleお馴染みのシンプルで美しいパッケージ。高級感があります。パッケージ全体も思ったより小さく、本体のコンパクトさが伺えるものとなっています。

MacBook開封
MacBook同梱物

パッケージを開けると、本体が収められています。この瞬間がたまらなく楽しい時間でもありますね。

本体の下には付属品類が同梱されていました。同梱されているものは、簡易的なマニュアルと、USB-C電源アダプタ(29W)、USB Type-Cケーブル(2m)が入っています。

付属品のUSB-C電源アダプタと、USB type-Cケーブル

電源アダプタ

Appleは新しいインターフェースを大胆に取り入れることで有名ですが、このMacBookもUSB Type-C対応の電源アダプタとケーブルにて充電を行います。この電源アダプタはUSB PDに対応しているので最大29Wの急速充電が行えます。

MacBookAirに付属していた電源アダプタは45Wのものでしたので、それと比較すると一回り小さくなっています。

12インチMacBook本体と、入力インターフェース周り

入力インターフェース
ヘッドフォンジャック

左側にUSB type-Cのポートが1つ、右側にヘッドフォンジャックが1つだけというAppleらしい割り切り具合。

これらを拡張したい場合、Appleから「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」が販売されているので、こちらを購入する必要があります。この拡張アダプタは定価9,500円とかなりの強気な価格設定な為、必要になるまではいらないかと思い購入を見送っています。

Apple純正以外にもサードパーティ製としてAnkerやサンワサプライ辺りから同等の拡張アダプタが販売されているので、こちらを検討しても良いかなと思います。

以前使っていたMacBookAir13インチと比較

以前まで使っていたMacBookAir13インチと大きさや薄さなどを比較しています。

大きさの比較

MacBookとMacBookAirの比較
MacBookとMacBookAirのディスプレイ比較

MacBookは12インチ、MacBookAirは13インチと、ディスプレイサイズが小さいこともあり、全体的に一回り小さい印象があります。ただ、12インチMacBookはディスプレイ周辺のベゼルが狭く、サイズ感以上にディスプレイ領域は広いように感じます。

薄さの比較

MacBookとMacBookAirの薄さ比較

薄さは圧倒的に12インチMacBookのほうが薄いです。特にヒンジ部分が一番分かりやすく、MacBookAirが丸く膨らんでいるのに対し、12インチMacBookはシャープな印象です。実際に手で持っても明らかに薄いなと感じます。

重量の比較

スペック上では12インチMacBookが0.92kg、MacBookAirが1.36kgとなっています。差としては400gくらい。

手で持った印象としては、MacBookAirも軽い部類とは言え、やはりズシリと重さを感じます。それと比較して12インチMacBookは明らかに軽く、片手でも余裕で持ち運びが出来ます。僕は持ち運びやすさを重視していることもあり、この重量の差は大きなポイントです。

ベンチマーク結果

それでは、次に気になるベンチマーク結果を見ていきます。Geekbench3を使ってスコアを計測しました。

Geekbench
Geekbench

結果がこちら。Single-Core Scoreが「2788」。Multi-Core Scoreが「6047」という数値になっています。

12インチMacBookに搭載されているCPUは「Core m」という消費電力が非常に少ないタイプのCPUです。一般的には消費電力が少ないと性能は上がらないのですが、このスコアを見る限り通常の作業や仕事をする上では特に問題は無さそうに思います。

比較として、現行MacBookAir(Early 2015)のベンチマーク結果を見てみるとSingle-Core Scoreが「2600」前後、Multi-Core Scoreが「5000」前後となっています。現行MacBookAirに搭載されているCPUは「Core i」というもので、「Core m」よりも消費電力は多く性能も高いのですが、スコアを見る限りMacBookAirと同等かそれ以上の性能を有していると言えそうです。

実際に12インチMacBookを使ってみた感想

しばらく12インチMacBookを実際に使ってみて感じたポイントなどをそれぞれレビューします。

処理速度

一番気になっていた処理速度ですが、ネット閲覧、文章入力、コーディングなど一通りやりましたが、重くてストレスを感じることはありませんでした。photoshopを使った写真加工も、複雑なフィルター処理をしなければ問題なく行える印象です。

さすがに動画編集などは難しいと思いますが、外出先で使うという用途を考えると必要十分な性能はあると言えます。

ディスプレイ

流石は高精細なRetinaディスプレイだけあって、アイコンや文字は非常にクリアに見えます。ディスプレイ自体の発色も良く、写真や動画閲覧も問題なく閲覧可能です。ディスプレイ解像度は2,304×1,440px、226ppiとなっています。

ただ、このディスプレイはグレア(光沢)液晶なので多少映り込みはあります。気になる方はアンチグレアタイプの液晶フィルムが販売されているので、そちらを検討しても良いかもしれません。

キーボードとトラックパッド

キーボードとトラックパッド

キーボードはMacBookAirや他のキーボードと比べると確かに感触が違い、非常に浅いストロークになっています。しかし入力しにくいという事はなく、軽いタッチで文字が入力できるので、慣れてしまえば特に問題ないと思います。

また、搭載されているトラックパッドは「感圧タッチトラックパッド」というもので、物理的にクリックはしないのですが、クリックした時と同様の反応が帰ってきます。

これは凄く不思議な感覚です。感覚的には通常のトラックパッドと何も変わらないように感じますが、物理的には何も動いておらず、電源を落とすとクリック感が無くなります。

スピーカー

キーボードの上にはスピーカーが搭載されています。音質は内臓のものなので期待はしていませんでしたが「思ってたよりは良い」と感じました。低音は出ないものの、音量は結構大きく出すことが出来るので、BGM的に軽く音楽を流すくらいの用途であれば、十分だと思います。

USB Type-C 1ポート

USB Type-C1ポートしか無いのは少し不便な点もあります。MacBook本体の充電のみであれば特に問題を感じることはありませんが、一緒にiPhoneの充電も行いたい場合などはポート不足だなと感じる事はあります。

前述した通り、拡張アダプタを購入すればその辺りの問題は解決出来ますので、検討の余地ありかなと思います。

ファンレス

この12インチMacBookは非常に低い消費電力で動いており、発熱も少ない為本体にファンが付いていません。個人的にこのファンレス構造はかなりポイントが高いと感じます。

以前使っていたMacBookAirは少し重い作業を始めるとすぐにファンが回りだし、その音が結構うるさくて気になっていました。それに比較してこの12インチMacBookは重い作業を行っていてもファンの音がしないので、静かな空間で使用しても問題ありません。

総評-外出先で使うPCとしてかなりオススメ

カスタマイズしてCPU周りを強化した事もあり、価格は約20万円と結構な出費でしたが、購入して良かったと思っています。

まず何よりも「軽い」というのは大きなポイントで、以前のMacBookAirと比べると持ち運ぶ頻度も増えました。そして処理速度的にも問題なく、一通りの作業はサクッとこなしてくれるので、外出先で使うPCとしては理想的です。

確かに拡張ポートが少ないなどデメリットも存在しますが、割り切って使う分にはとても良いPCだと感じました。

この記事を書いた人
ぶっち

デジタルガジェットとパソコンとオシャレな家電が大好きなフリーランスWEBクリエイターです。普段は『MONOCHROME DESIGN』という屋号で、WordPressを使ったウェブサイト制作を行っています。